ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書 新赤版 1090)



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ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書 新赤版 1090)
ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書 新赤版 1090)

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最大消費国の責務

 1959年生まれの共同通信社科学部次長が2007年に刊行した、ウナギから地球環境を考える本。日本が世界最大の消費国であるウナギは、現在世界的に資源量が顕著に減少しており、絶滅危惧種指定すら検討されている。ウナギは外洋域で誕生し、淡水の川を遡って生育し、また海に帰って産卵するが、その生態には分かっていないことが多い。そのため、大量養殖や保護がなかなか進んでいない。減少の原因は複合的であり、魚道のないダム・河口堰・コンクリート護岸の設置、干潟・湿地の破壊、水質汚染・富栄養化・生物濃縮、更には地球温暖化に伴う気候変動も関連していると見られている。加えて1990年代、ニホンウナギの漁獲量減少が深刻化すると共に、中国・台湾で養殖されたヨーロッパウナギが大量に日本に輸入され、日本のウナギ消費は急増したが、それが世界的なウナギの乱獲・密漁・価格高騰をひき起こし、国際対立をも招いた。またウナギの国際取引の活発化に伴い、食の安全性の問題や外来種問題が生じており、トレーサビリティやフードマイレージ等への関心も高まりつつある。以上を踏まえて、著者は現在深刻化が指摘されている環境問題の殆どがウナギの生活に関連していること、日本はウナギの生態や養殖の研究では世界的な業績を出しながら、ウナギ保護の研究についてはおろそかにしてきたこと、世界最大の消費国である日本には、ウナギについて知り、国際的に保護する責務があることを強調する。ウナギにまつわる興味深い事実が分かると共に、グローバル化と環境問題の関連について多面的に考えるきっかけを提供する本。
ここがすごかった!ウナギの豆知識!!

ウナギといえば、やっぱり「土用の丑」にたべるもの、夏ばて対策として食べるものとして愛されています。私自身もうな丼が食べられるときにはもう本当にうれしいしそれでご飯を何倍おかわりしたことやら…。
うなぎが地球環境を語る魚だということは正直言って驚きました。海の温度も年々上昇しているのでうなぎの生息にも大きな影響を与えているとは…。それだけではないと思いますがうなぎの漁獲量が年々減少している原因にもなっているようです。
ウナギについて気づいたことをもう一つ、刺身にできないことですな。ウナギの刺身というのを1度も聞いたことない理由はこれでしたかぁ。ウナギって毒を持っていたわけですねぇ。でも、焼いたらその毒はなくなるんで、蒲焼なりして食べられるんだなぁ。
このままじゃ、ウナギは絶滅だ!

 いまだかつて抱卵した親魚の捕獲はおろか、産卵場所さえわからぬサカナ、ウナギ。本書を読み、数千キロを回遊する雄大さの影で資源枯渇の坂を転げ落ちるコトの重大さを痛感した。
 同じように完全養殖に向けた研究が進むマグロよりも、ウナギのほうがはるかにコトは重大である。なにせ生態がいまだよく分からずじまい。冒頭、ウナギの養殖研究の現状紹介が圧巻。研究者の真髄を見たおもい。
 世界のウナギの80%を消費する日本。乱獲、環境破壊でウナギ資源は激減。中国経由で輸入されるヨーロッパウナギに至っては絶滅寸前だ。その割にはウナギ保護のための国の研究、施策はお寒い限り。いったい何やってるの? という感じ。
 コンビニでウナギ弁当が1年中安く買える今日この頃。著者のいうように「年1?2回ぐらいしか食べられない高価な食材であった」ほうがウナギのためには良かった?
うなぎクンのグレートジャーニイ。海路から空路へ。

鮭の子供が、川に放流され、海で成長、再び故郷の川に戻り、そこで産卵、一生を終える映像は、よく放映されます。ウナギは、この鮭と逆の行程を旅します。海から川に上ってきた稚魚のシラスウナギは、川の生物を十分食べて10年前後で成熟、川を下り外洋に出て、故郷の海域で産卵、一生を終えます。謎だったその産卵場所を、広い海の中で突き止めた研究者達の話があり、そのひたむきさに感動を誘われます。ニホンウナギも、ヨーロッパウナギも大洋を何千キロも旅して、遠い海域で産卵していることが分かったそうです。
またそのウナギを人工養殖でふやすしている日本人の現状報告があり、まだ難しい点があるそうです。

本書の力点は、ウナギの資源減少問題です。減少の原因は、魚道を無視した河川改修とか、ウナギが棲息できない程の河川・湖沼の水質汚染など自然環境の破壊です。さらに別の原因は、稚魚が遡上するEU各国・日本・台湾・アメリカ・カナダなどの川で、シラスウナギが大量に乱獲されているためです。その稚魚は、中国に空輸され、そこで安い経費で大きく育てられ、蒲焼にまで加工されます。それを日本一国が輸入、ただただパクついているのです。輸入量が増えるほど販売単価は下がるし、安くなれば消費量は増え、それに供給するためにシラスウナギの乱獲が激しくなる。この悪循環の始まりは、我国民のウナギ大量消費です。われらの異常な食欲が原因なのは、マグロと同様ですが、資源管理機関があるマグロよりも、絶滅の危機はより深刻のようです。

なすべきは、昔の様にウナギを大切にしてありがたがって食べる気持ち、ムヤミに食べないこと。また身近な自然を思いやる気持ちで、ウナギが棲息できるように自然環境を元に戻す努力とのことです。
やさしい文で、気楽に読めます。初めにウナギの生息数グラフがあります。読後に、改めてそれを見ると、生息数0に向かう曲線の深刻さを感じます。




岩波書店
さかなはいつまで食べられる―衰退する日本の水産業の驚愕すべき現状 (筑波書房ブックレット 暮らしのなかの食と農 38)
エビと日本人 2 (2) (岩波新書 新赤版 1108)
うなぎを増やす (ベルソーブックス)
うなぎ丸の航海 (講談社文庫 あ 53-16)
ウナギの科学―解明された謎と驚異のバイタリティ







         
         
         
         

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